宴会について豆知識

Q: 結納をおこなう際の、席順はどうすればいいのですか?
A: 結納を自宅や料理店でおこなう場合、床の間に向かって右側に男性、父親、母親、左側に女性、父親、母親が並び、仲人が手前に着座します。男性側から部屋に入り、床の間の右に結納を置き、次に女性側が入って、左側に結納を置きます。後はしきたりにしたがって儀を終えます。
 Q: 披露宴を料理屋の大広間でおこなう場合の席順は?
 A: 結婚式場でおこなう場合と同じです。新郎新婦を正座に、左右に媒酌人を、そして双方の両親、家族は末席に着きます。かつては媒酌人が正座につき、新郎新婦が末座あるいは横に並んだものでしたが、最近は洋風に合わせ、新郎新婦が正座に着くのが基本です。
  Q: 結婚記念日に会食をしたいと思っていますが、記念日の名称を教えてください。
  A: 銀婚式や金婚式は有名ですが、実際には「え、こんなにあるの」と言うくらい、たくさんの記念日に名称がついています。
1年目 紙婚式  11年目 網鉄婚式  45年目 サファイヤ婚式
2年目 綿婚式、藁婚式  12年目 絹婚式  50年目 金婚式
3年目 革婚式、皮婚式  13年目 レース婚式  55年目 エメラルド婚式
4年目 花婚式  14年目 象牙婚式  60年目 ダイヤモンド婚式
5年目 木婚式  15年目 水晶婚式
6年目 鉄婚式  20年目 磁器婚式
7年目 銅婚式  25年目 銀婚式
8年目 ゴム婚式
青銅婚式
30年目 真珠婚式
9年目 陶器婚式  35年目 珊瑚婚式
10年目 錫(すず)婚式
アルミ婚式
 40年目 ルビー婚式
  Q: 長寿のお祝いは何歳でやるのですか?
  A: 数えで61歳の還暦から長寿の祝いをするとされていますが、寿命が延びた現代では満60歳になったからといってお年寄り扱いするのも変です。むしろ第二の人生のスタートを祝うという気持ちでやられてはどうでしょうか。以下、長寿の祝いの名称を掲げておきます。
還暦 61歳 古稀 70歳 喜寿 77歳 傘寿 80歳
米寿 88歳 卒寿 90歳 白寿 99歳 百寿 100歳
  Q: お食い初めって何のために、どんなことをやるのですか?
  A: お食い初めは、子供が、「一生、食べ物に困らないように」と「健やかな成長」とを願う日本の伝統的な儀式です。基本的には一汁三菜と鯛の尾頭付で、一般的に親族の中で長寿の人から赤ちゃんの口に食べ物を運び、その年の恵方に向かって食べるまねを行います。